子供がいないからって、簡単にとらえてはいけない。子供がいない夫婦の離婚の疑うべきことを紹介しています。

子供がいない離婚の準備


子供のいない夫婦の離婚と子供のいる夫婦の離婚では、考えなくてはならないことや準備に違いがあります。
このページでは、子供のいない夫婦の離婚に必要な準備についてまとめてみましょう。

離婚の原因によって、違う離婚の準備


離婚の原因によって、準備は異なります。
夫婦の一方が浮気をし、浮気された側が離婚を考える場合、浮気の証拠をつかんでおく必要があります。
浮気を確定できる確実な証拠の取得。これは、精神的苦痛に対する慰謝料の請求を行う場合に必要だからです。これは、DVをされて離婚を考える場合も同じです。
慰謝料請求ができる内容の離婚原因であるときは、証拠の取得が重要です。

経済的自立と居住の確保


たとえば専業主婦(主夫)が相手から一方的に離婚を切り出された場合、まず考えなくてはいけないのは、居住の問題と経済的自立です。
昨今話題にのぼることの多い、「貧困状態」をさけるためにも、経済的自立についてはかなり慎重に動かなければなりません。
相手から離婚を言い出されても、すぐに離婚届けを出してはいけません。離婚へ合意するのは準備ができてからです。
新たな居住場所や仕事を決める、離婚後に自立していくために必要な状況の確保をしなければいけません。そのために必要な期間について話し合いを相手としましょう。
まともな配偶者であれば、事情はわかってくれるはずです。
しかしそれでも離婚を性急に進めようとする場合、浮気を疑ってみることも大切です。
なぜ急に離婚しなくてはいけないのか? 不貞の事実をつかめば、慰謝料請求を行う事も可能です。
慰謝料があれば、経済的自立のための一時金として役に立ちます。
しかし証拠がなければ、言い逃れをしたり誤魔化されることも当然あります。

突然離婚を言い出されても、シングルに戻るだけと流してしまったり、プライドのために何も聞かずに去ろうとするのはやめましょう。
離婚の理由を突き止めることは大切なことです。